5つの国際ブランド

国際ブランド(世界ブランド)とは、VISA、MasterCard、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、JCBの5つのブランドを指しています。これらと提携しているクレジットカードであれば、世界中のほぼどの地域でも使えるようになっています。JCBを除く4つの国際ブランドはすべてアメリカ発祥で、唯一JCBのみが日本発祥とアメリカ以外の国のブランドになっています。

最近ではこの5つに加えて、ユニオンペイやディスカバリーを加えて、6大世界ブランドと呼ぶこともあります。
それぞれの世界ブランドについて詳しく下記で紹介します。




VISA

VISA
 MasterCardと並ぶ世界2大ブランド。 世界各国で約13億8,300万人の会員を持ち、全世界のクレジットカード売上シェアで約64%以上を占める「VISA」。その信用と価値は、世界No.1カードブランドとして、日々拡大発展しています。

その中において、VISA インターナショナルは「VISA」を統括するグローバルな機関で、「VISA」商標の所有権と使用許諾権を持っています。運営は国際役員会と6つの独立した地域役員会が行っており、その中でアジア・パシフィック地域のリーダーシップを取っているのがVISAジャパン協会であり、VISAジャパングループの中核的役割を担っているのが三井住友カード株式会社です。日本でのシェアはJCBに続いて2番目です。
一般に銀行系カードと呼ばれ、カード番号1桁目は4。

→ カード番号の秘密はこちらから

VISA最高級カード

三井住友VISAプラチナカードシティ VISAプラチナカードなど

MasterCard

MasterCard
 VISAと並ぶ世界2大ブランド。2002年に「Euro Card」と合併したため、ヨーロッパで強いと言われています。同様に銀行系カードと呼ばれています。カード番号1桁目は5。

Master最高級カード

SBIワールドカード

JCB

JCB
 日本発の唯一の国際ブランドです。5大世界ブランドの中で唯一アメリカ系ではないクレジットカード。この唯一のアメリカ系以外のブランドという事実は、私もつい最近知った事実でしたが、かなり驚きました。恥ずかしながらMasterCardやダイナースはヨーロッパのカードだと考えていました。欧米ではまだまだVISAやMasterCardには及ばないが、アジア各国を中心に加盟店を増やし、韓国や台湾、香港、シンガポール、マレーシア、タイなどではVISAやMasterCard並みの加盟店があります。日本最大のカード会社な為国内での利用には最適で、きめ細かなサービスと顧客対応では定評があります。日本国内だけで使うことを考えると、サービス面、ステータス面においても最高レベルのカードです。日本でのシェアはナンバーワンです。

カード番号の先頭が3XXXなため、アメックス、ダイナースクラブとともにT&E系カードに分類されることもあります。

JCB最高級カード

JCBカード ザ・クラス

アメリカン・エキスプレス (AMEX)

アメックス
  人気ナンバーワンカード。イメージ戦略に長け、所有したいゴールドカードNo1の座を誇っています。細かく細分化されたカードのクラス/グレードと、それに応じた年会費の高さが特徴です。上級カードのステイタスは非常に高く、カードマニア憧れのカードです。日本で最初にゴールドカードを発行したこともあり、ゴールドカードといえばこのカードを思い出す人も多いです。また、自社発行のカードに対してグレードに応じた利用限度額を設定していないことも特徴の一つです、審査基準も然り非常にクレジットヒストリーを重視するブランドであり、スタンダードカードであっても利用限度額が100万円を超えることもあります。

利用地域で見ると、アメリカでの使用に最も優れているといえます。アメックス=ステイタスの観念がかなり浸透していますため、アメックスの上級カード(ゴールド以上)を持っていれば、優遇をされる機会も増えるでしょう。もちろんグリーンでも信頼を得ることが他地域に比べて多いといわれています。アメリカの影響が非常に強い中南米地域においては、かなりの効力を発揮します。

アメリカにおいては西のダイナースクラブ、東のアメリカンエキスプレスと呼ばれています。歴史的に、旅行/レジャー関連のサービスに力を入れており、まさにT&E系カードの巨頭の一つをなしています。カード番号はT&E系の3XXX

T&E系の説明の詳細はこちら

アメックス最高級カード

アメックス センチュリオン

ダイナースクラブ(Diners Club)

ダイナースクラブ
 世界で最初につくられたクレジットカード。審査基準が非常に厳しく、ステイタスの高いカードとして有名です。会員には企業経営者やエグゼクティブ層が多いことで知られています。殆どの自社発行カードに利用限度額を設定していなく、実際にかなりの高額まで利用できるようです。ゴールドカード以下のグレードのカードは発行していないことからも、どのクラスをターゲットにしているか伺えます。そのため、一般人が利用するような店で加盟店となっていますところは少なく、大中規模小売店や高級店を中心に利用可能店が多い。アメリカなどではさらにこの傾向が大きく、VISA、Master系(銀行系ともいう)とアメックス、ダイナースクラブ系(T&E系ともいう)では、使える店がはっきり分かれていることが多い。現在はシティグループに属しています。

 アメリカにおいては西のダイナースクラブ、東のアメリカンエキスプレスと呼ばれています。歴史的に、旅行/レジャー関連のサービスに力を入れており、まさにT&E系カードの巨頭の一つをなしています。カード番号はT&E系の3XXX
ところが。。。。最近マスターカードの5番に変えると変えたという情報もあります。どうなってしまうんでしょうか?

ダイナースクラブ最高級カード

ダイナースクラブ・プレミアムカード

ユニオンペイ・ネットワーク(Union Pay Network)

ユニオンペイ
  中華人民共和国を中心に広がっている決済ネットワークシステムです。即時決済のため、実態はクレジットカードよりもデビットカードです。日本でも中国人観光客が多いところを中心に利用可能箇所が増えてきました。ディスカバーカードと相互加盟店開放に合意し、更に利用可能箇所が増えています。




最終更新 2015-06-07
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

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